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百貨店店舗のオンライン接客を開始。

緊急事態宣言解除から3週間が経つが相変わらず銀座は人が少なめである。

無論百貨店に入店されるお客様も少なく、時間によっては閑散としている。

 

コロナショック前に戻るのはかなり厳しい。。そう感じざる終えない状況だ。

新宿や渋谷など、若い人たちの多い街はともかく、銀座や丸の内、新橋などはダメージが長期化するのは間違いなさそうだ。

 

そんな中でも商売していかなければならないので、緊急事態宣言中から百貨店サイドとも協議をし、平日、かつ14:00〜16:00のみという厳しい制限はあるものの、同百貨店では第一号導入となるオンライン接客を22日よりスタートした。百貨店店舗ということもあり正直課題は山積みで、まずは動いてみないとわからないことばかりであまり深く考えずに始めることにした。

 

基本はラインかzoomで接客。完全予約制として予約はエアリザーブを使っているのでコストはほぼかかっていないに等しい。伊勢丹がほぼ同じようなプロセスでランドセルを販売しはじめたようで、やはりやり方としてはこの方法となるのだろう。

 

当店はターゲットとする年代層が30代〜60代女性となるめ、お客様のリテラシーの問題がある。また店舗のセールスアドバイザーの接客術もモニター越しという未経験の領域となるため不安は尽きない。現場では、店舗マネジャーを中心に何度かシミュレーションをしているが、実際お客様を対応するとなると余裕がなくシミュレーション通りにはいかないであろう。

 

僕は、未来を予測できほど頭は良くないので、当記事は参考程度に読んでいただいた方が良いかと思うが、当店のような贅沢品を扱う小売店が「売る」「買う」だけのコミュニケーションだけで商売が継続できる可能性はかなり低いであろう。社会のパワーバランスが「個」が中心となった今、セールスアドバイザーのセルフブランディングを最大のミッションとして、パートナー企業としっかりと肩を組み、真摯にお客様の心に響く行動を追求していくことから始めたいと思っている。