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テレワークのメンタルケアにアートの日

緊急事態宣言から1ヶ月。
緊急事態宣言が始まってすぐ体感的に5月6日では終わらないであろうと仲間内の社長zoom座談会もあり、延長となったことに特にあせりはなかった。

 

BOTAOでもセールスチーム、エデュケーションチームは自宅待機、クリエイティブチームは全員テレワークとし、皆それぞれ課題やストレスを抱えながら過ごしていることと思います。

 

そんな状況の中テレワークにして良かったこと、気づいたことも多い。
オフィスという同じ場所に居るとこうは絶対やらないだろうと思っていたこともあり、社内の問題解決のひとつにはなりそうだ。

 

その中のひとつとして、オフィスでミーティングとなると、案件に携わるメンバーが集まってミーティングを行う。
BOTAOでは当たり前の光景だが、テレワーク後のWeb会議では、家庭状況を加味して担当関係なく毎朝全員でミーティングを行っている。

 

そこでは、クライント案件、今後の事業の進め方、他事業の状況、働き方、家庭の状況など、議題は幅広い。
今までは、自身の携わっている事案だけに参加していたメンバーもモニター越しに全ての話を聞くことになる。
非効率だと思ってはじめたが、今は案外そうではない印象である。

 

担当外のメンバーがその他の状況を知ることで、納期やリソースが偏った際に直ぐに手助けしてもらえる。
また、休業となっている別部門の今後の展開など皆気にするような雰囲気になってきた印象である。

 

あれっ?
意外といい感じ?

 

そんないい空気感になってはきたがやはり課題も少なくない。

 

最も感じてるのはやはり個々のメンタルである。
一人暮らしのメンバーも多く、日々黙々とひとりで作業を行いつづける。
これが最も危険と感じる状況で、孤独感からのマインド低下がジャブのように効いてくる。そして何より気付きにくい。
また仕事をしたくても、小さな子どもがずっと一緒では中々集中できず進まない。
仕事の達成感が薄く自分の存在価値に疑問を持ち始める。
当社のような中小企業では、メンバーがひとりかけるというのは大惨事であり、このような火種は直ぐに消し去りたいという思いである。
恐らくどこの企業もテレワークの大きな課題はやはりメンタルであることは間違いないなさそうである。

 

BOTAOでは、芸術療法をつかった子ども向けアート教室artcoを営んでいる。
芸術療法、アートワークセラピーともいわれるアートを使ってメンタルケアであったりメンタルトレー二ングを行う事ができる。
artcoでは自己肯定を積極的にすることで得意分野から道を切り開ける子どもを育む活動を行っている。

カナダやアメリカではメジャーなケア方法であるが、日本には、自己主張がネガティブな印象をもたれるような文化が根付いており結果自己肯定感の低いタイプが多くこれからのケア方法であろうと思っている。

 

そんなこともあり、先週からモニター越しでアートの日を始めた。
小さな子どものいる家庭では、子どもも一緒に参加できるため中々面白い時間となった。

 

まだ1ヶ月は続くであろう完全テレワーク、また今後スタンダードとなるだろうこの働く環境を
少しでも快適な空間にできるよう週1回1時間ほどのアートを使ったリフレッシュタイムを
続けていこうと思っている。